佐藤春夫や、芥川龍之介も宿泊していたといわれる旅館、萬歳館。

船が港に着いてから、日本人居住区である虹口にいくためには、外白渡橋を通ってくることになりますが、その橋を渡ったすぐのところにあるのがこの旅館。当時もきっと大変繁盛した旅館だったことでしょう。
現在は一般の民家になっています。
木造のドアが並ぶ、かなり大きな建物ですが、廊下には電灯もなく暗くてよく見えません。住人の方に話をきいたところ、旅館というよりも遊郭だったとのこと。
←入口付近の床のタイル。
これは当時のままのものということですが、芥川龍之介もこれをみながら、この上を歩いたのでしょうかねえ・・・。
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