1931年、日本人岡野重久設計により造られた西本願寺。築地本願寺を模したインド風建築が独特な雰囲気とのことだが、外観からはとてもとてもお寺とは思えないほどモダン。
最近まで映画館として使われていたみたいだけれど、閉まっていて中にはいることはできませんでした。
1899年妙覚寺別院として開院され、1922年ここに本堂が完成した日蓮宗の寺院。
当時から、後のコンクリートの建物にくっつく形で本堂が造られていたそうですが、当時の写真集の姿のまま本国寺が残っていたのにはびっくり!本当にほとんど壊れることなく、そのままの姿で残っているのはすごすぎます。戦争も文革も経験してきてるのに、どうやって残せたのでしょうか?

今は一般民家になっていて、ここに暮らす人にとっては、しょっちゅう私のような日本人がやってくるので、写真を撮られるのは慣れっこなのだといってました。”これのどこがそんなにいいの?”と住人のおばさんはいってましたが、ここにすんでる人には異国の歴史の重みは伝わらないのかもしれません。写真左、真ん中は外観の様子。右は、本堂への入口。中は一般民家の為、みせてはもらえませんでした。
細かい部分まで、しっかりと残されています。当時もたくさんの日本人が
法事とかでここにきていたのだそう。あまりにも見事に残されているその姿に圧倒されました。
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