当時の虹口で、日本人が一番多く住んでたエリアがここ四川北路。
この四川北路のアパート群は、いまでも一般の人が暮らしてますが、当時の日本人が生活していた跡というのを、色濃く残している場所でもあります。

←木造の窓枠も昔のまま。

レンガ造りの建物が何列にも建てられて里弄を形成している、典型的な造り。         →
↑このアパート群の入口すぐのところにあった建物は、これも当時の遊郭跡だそう。建物にはいると目の前が螺旋階段!当時はきっともっと妖しくきらびやかな階段だったことでしょうね。(写真左)

二階にあがるとそこは木の床。(写真真ん中)これも当時のままだそう。

そして、木のドアのある部屋がいくつも並んでましたが、(写真右)当時は部屋に入口が二つあったのだそう。ひとつは木のドアでお客さん専用。そしてもう一つがその隣に作られた簡素なドア。そちらは遊女専用のドアだったのだそう。いまでもちゃんと二つのドアが残されていました。
←当時の日本人の生活を強烈に思い起こさせる木造の窓枠。団扇を仰ぎながら、浴衣姿の女性が夕涼みをしてるような光景が目にうかんできます。

こちらは、アパートとアパートの間にあった
お寺のような建物。
日本人がここで毎日手を合わせていたのかもしれません・・・・             →
←アパートの中。
木の階段が時代を感じさせます。

木造の窓枠の上部に、同じく木造の格子柄の枠。ここに障子でも張っていたのかもしれません・・・・         →
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