↑上海陸戦隊は、日本海軍陸上戦闘部隊で、上海に住む日本人の保護の為に、駐留していたそう。これは、1929年につくられた鉄筋コンクリートのビルだそうですが、現在も中国の軍機関が使用してるそうで、中には入れません。一階は、銀行がはいっていました。

左は表からみた全体図。
右は窓枠を拡大してみた図ですが、木の窓枠が昔を感じさせます。
1924年に建てられたイスラム式の建築である知恩院。鮮やかなアラビアタイルは時代を感じさせないほど、美しい。壁には細かい彫刻がなされ、表から見たらとても知恩院というイメージはないですね。

こんな異国情緒溢れる建物のなかで、僧侶はどんな気持ちで読経したりしたのでしょう・・・。
なんだかとってもフシギな感じ。
建物の中にたまたまいたおじさんと、まず世間話からはじめて仲良くなり、そして無理いって中まで入って写真をとらせてもらいました。

今は一般住宅になっているため、内部は非公開なのです。でも、一歩中に入ると、壁中にはりめぐらされたアラビアタイルに圧倒されます。美しすぎてため息出てくるほど。昔のままの形で残されているなんて、本当に貴重です。
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