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磚茶
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←北宋時代、交通不便な中国の辺境地区へお茶を輸送するにあたり、カビを生えさせることで日持ちがし、簡素にレンガ状にして塊で売るので安く運びやすいということから、黒茶をつかったこれら”磚茶”がつくられるようになりました。
モンゴルやチベット、西域方面の当時の辺境地区は、肉類を好んで食べたため消化が悪く、その消化をたすける働きをしたのがこのお茶だったので、お茶はなくてはならない存在だったそうです。また、牛乳とあわせると具合がいいという点でも黒茶が好まれていったそう。
黒茶は、湖北省、湖南省、雲南省と各地でつくられていますが、この茯磚は、湖南省のもの。レンガ状に固めて作られますが、すきまが多くあるのでカビがはえやすく、金色のカビ菌がでてきて固めるので、金花ともよばれています。新疆料理のレストラン、清真レストランなどでだされるお茶葉は、こういう磚茶が主です。この塊で5元(約65円)。
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←袋をあけると、こんな感じで塊のお茶がでてきます。
これを、このようにほぐしてのむわけですね。 →
有名なプーアール茶も黒茶ですが、プーアールだけが黒茶ではありません。
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←牛街の清真寺で購入した茶器セットでいれてみました。ややかび臭い香りがしますが、それが独特の風味となってすっきり飲みやすい!プーアール茶がダメな人はちょっと厳しいかもしれません。
私は大好きですが・・。笑
でもプーアール茶よりもどちらかというとあっさりしていて、さわやかです。確かに牛や羊なそお肉が多い料理だと、このお茶は口の中をすっきりとさせてくれますね。
飲茶や広東料理のようにこってりした味の消化には、やはりプーアールがしっくりきますが、新疆料理にプーアールだとちょっとヘビー。やはり、この磚茶のあっさりさがぴったり!!なのです。
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お茶の道楽へ
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