冰茶 鳳凰単叢 北斗一号
←茶葉を乾燥させないで、そのまま冷凍庫で凍らせた冰茶(ビンチャー)。
カチカチに凍るわけではないので、空気に触れるとすぐ溶けて表面はとってもウェットな感じ。

お湯を注ぐと、お茶葉ができあがった当初のかぐわしい香りがそのまま匂いたつ感じでなんとも新鮮♪
目の覚めるような爽やかな味わい。→
←私の一番大好きなお茶、鳳凰単叢
(フォンホアンダンツオン)。広東省の烏龍茶です。何種類か香りがあるのですがどれも天然の香り。なかでも私のお気に入りは、”香櫞香”。仏手柑の香りの意味で、アールグレイにも香り付けされるベルガモットの香りです。もちろん天然。

香りが鮮やかで、体中がリラックスできるようなそんな味わいです。  →
←私のお茶の先生イチオシのお茶、
北斗一号。
なんでも、とある研究所で開発されたお茶らしいのだけれど、あまり名は知られてません。

とってもアッサリした味。お茶の味も人によって好みがあると思いますが、あっさりしてあまりクセのないお茶が好きな人には向いてる味わいです。     →
これらのお茶は、街中で一般にはうられていません。すべてお茶市場”馬連道”にて購入。

冰茶 500g500元(6700円くらい)、鳳凰単叢 500g400元(5400円くらい)、
北斗一号500g500元(6700円くらい)

もちろん、グラム数で購入するので、ちょっとずつ買って味を楽しむこともできます。

一般的に冰茶は、福建省の岩茶を使ってつくられます。それ以外のお茶葉では、こういう製法は適してないのだそう。量も限られてるので、あまり出回りません。今回のは、岩茶の”肉桂”を使用。お茶葉を揉んだあと普通は乾燥させるのだけれど、乾燥にかけないでそのまま冷凍させたのが冰茶になります。
だからお茶葉の新鮮な香りがそのまま生きてる状態で閉じ込められているので、お湯を注ぐと香りが浮き立つのです♪

鳳凰単叢は、広東省鳳凰山脈でとれるお茶葉からできる烏龍茶。単叢とは級別の最高クラスの意味をあらわし、その中から香櫞香、芝蘭香、桃仁香、柚花香、という天然フレーバーの種類があります。
これらの天然フレーバーがあるのも単叢ランクのみ。単叢以外のランクである鳳凰浪菜、鳳凰水仙などの低ランクには香りの種類は存在しません。
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