17 JUL 2007
爆肚馮
←2006年冬、取り壊し間際の爆肚馮へいきましたが、3週間通ってようやく1時間の行列に並べ、食べることができました。

店内は、いかにも〜って感じの昔の食堂風。二階席の椅子のカバーは布切れがぼろぼろで、日本だったら廃品回収にだされてそうな代物でした。笑      →

爆肚馮は1880年代からつづく歴史ある老舗店。爆肚がメインです。お店の名前についてる馮は、創業者の名前。開業した人が馮氏なので、爆肚馮というわけ。1919年に前門の門框胡同に引っ越してきて、その後廊房胡同へうつってきたそう。
爆肚とは、牛や羊の内臓を熱湯でさっとゆでて、タレにつけてたべるシンプル料理。

←チョイスしたのはポピュラーな羊肉と牛の胃袋。      →

どちらも臭みはあまり感じません。
こちらが、100年以上使っているという秘伝のタレ。ゴマダレですが、さすがになんともいえない深い味わいでおいし〜♪ →

←羊のミノはとっても高級品らしく、一匹の羊でほんの少ししかとれないのだそう。なので一皿40元と途端に値段がランクアップ!白くてこりこりしててたべやすかったけれど、希少価値のわりにはお皿に山盛り・・。笑
←雑砕湯。羊の内臓のいろんな部分をこまかくざく切りにしてスープにしたもの。かなり羊くさくて、香菜がないとたべられませんねー。スープはいいだしがでていましたが・・・。

主食は焼餅。香ばしいゴマペーストをまぜて作られた焼餅はいくらでも食べられそうです。  →
廊房胡同立ち退き後の新店:
宣武区菜市口十字路口西南 пF010−8355−8088
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