13 FEB 2007
宮廷桃酥王
街中でもよくみかける中国版のクッキー”桃酥”。大抵はお店のウラで焼き上げてるので、桃酥のお店の前を通ると、通り中が甘く香ばしい香りで包まれてます。で、ついつい入ってしまうんですよね。こちら崇内大街の宮廷桃酥王もその一つ。お店が小さいので店内で食べるスペースはなく、持ち帰りのみ。量り売りになります♪

”宮廷桃酥王”は、聞くと、他の一般的な桃酥のお店と違い、材料にラードを使わず植物油を使っているのだそう。乾隆帝の時代、宮廷に献上していた時からいわゆる「清真」の作り方であったため、現在でもその伝統を守り植物油を使用しているのだとか。歴史は古く300年以上。先祖の味を今に伝えるということでしたが、現在、北京市内で「清真」の桃酥王はほとんどないそうです。
←小さな店内のガラスケースにたくさんのお菓子が並びます。日本のお菓子のような凝ったつくりではないですが、どれもとっても素朴です。

けっこう種類があるので、目移りしちゃいますね。      →
←売れ筋はやはり胡桃の入った核桃酥。お値段も500グラム
10元(約150円)!甘さは控えめ、ただちょっとぼそぼそした食感なので、食べるとき飲み物が必須。笑

こちらは、最もポピュラーな宮廷桃酥。上にゴマがのっていてこちらもさっくりとした味わい。中国茶と一緒にいただくと最高!な味わいです。500グラム6元
(約90円)       →
←いかにも中国っぽい瓜子のはいった桃酥。おみやげにも最適!どちらかというと、一番食べやすい味かも。
500グラム7元(約105円)でした。

お店のかんばんにもある”吃了忘不了”
・・・、確かに。          →
2008年現在残念ながら取り壊しのため閉店。
北京市崇内大街12号
東単体育中心向かい
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