明城墻遺址公園
←大改修の前は、この辺りは一般民家が軒を連ねていました。
当時は誰もこの城壁の歴史的価値を認識してはいなかったようで、民家はみなこの由緒正しい城壁にくっつくように建てられていましたね。

この辺りにすんでた人々をいっせいに立ち退かせて、すべて壊して生まれ変わったのがこの公園。それにしても、やっぱりどこかいかにもって感じが残ってしまうのはなぜなんでしょうかね・・・。
←芝生と散歩道は、城壁に沿ってずっと続きます。  →

ただ、生まれ変わったことにより、確かに歴史的価値ある城壁の存在が、身近なものにはなりましたよね。

以前は家々が邪魔して、通りからはほとんどその姿をみることもできないくらいでしたから。
←城壁に沿うように緑のまぶしい散歩道が続きます。崇文門に近づくほど城壁はあまり修復されなくなってくるので、できるだけ原型に近いものをみたい人にとっては、むしろ崇文門側にいくことをお勧めします。

まあ、あくまで2006年今現在は、の話ですが。

こちらは角楼内部。現在はギャラリーになっていて、現代アートなどの作品が
展示されています。        →
←真っ青な空に、歴史の重さを感じるグレーの色合いの城壁が、とてもよく映えます。

付近に高いビルとかがないため、これだけみてるとなんだかまるで当時にタイムスリップしてるみたいに思えてきますね。     →
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