北京城東南角楼
←東便門に位置し、遠くからでもとっても目立ちその圧倒的な存在感をみせる、北京城東南角楼。

留学当時、列車で地方へいった帰り、列車の窓からこれがみえると、”ああ、北京に帰ってきたなあ”と実感したものでした。

ここは、昔北京が城壁に囲まれていた時代、内城であった城壁の現存する一部です。明の時代、1436年に建設された全国でも一番古い角楼なのだそう。北京の城壁はほぼすべて壊されてしまったので、今でも残るこの角楼と城壁の跡は昔の北京の様子を味わうことができる、数少ない存在の一つといえるでしょう。
←すぐ後ろが北京駅。
ちょうど列車が通っていくところに出くわしました。

2000年に入ってから大改修が行われ、周辺の城壁も、新しく「明城墻遺址公園」として生まれ変わりました。         →
↑すでに修復されてはいますが、長くまっすぐ続く城壁は圧巻!

城壁のあった北京を一度みてみたかったと思う私にとって、ここは想像をかきたてられる魅惑の場所です。
角楼内部と明城墻遺址公園へ
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