*2003年9月撮影
老舎故居
王府井大街を北京飯店からまっすぐ北に行くと、
灯市西口という交差点にでます。
(交差点の角に、天倫王朝飯店とホリディインクラウンプラザホテルがあるところ)
そこを左に曲がるとそこが、灯市口西街。
そのとおりをちょっと歩いたところに、
豊富胡同という胡同があり、
老舎故居(老舎記念館):

北京市東城区灯市口西街豊富胡同19号

пF010−6514−2612
(詳細はこちら) の記念館である老舎故居があります。
老舎
←老舎夫人
胡契青女史(故)による福の字、だそうです。
入口はいってすぐのところにありました。
日本でも老舎のファンは多く、また今でも多くの人が老舎の研究を続けています。
この記念館を復旧させるにあたっては、日本から寄付金も多く送られたそうです。
中は、北京の伝統的な四合院造りです。
非常に閑静な四合院で、賑やかな王府井の通りが
すぐそばとは信じられないくらい穏やかなゆったりとした時間の流れる空間です。
北京を愛した文豪は、この北京をたくさん感じる空間で数々の作品を残していったんですね。
    ”想北平” 
老舎が愛したあの時の北京は今もまだ
いき続けてるはずです。

老舎は1950年から、文化大革命の紅衛兵による迫害に絶望し自殺したとされる(謎多き死とされている)1 966年までずっとこの場所で暮らしていたそうです。
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