6 DEC 2002
                       羊の脊髄

最近うちのスタッフから羊肉が食べられるのなら是非試してみろと羊の脊髄料理を紹介されました。寒い冬にはそれを食べて体を温めるといいってことなんですけど、興味津々で行ってみました。
ゲテモノ系はいろいろと挑戦してきたけれど、脊髄は初めて。
どんな味がするのだろうと楽しみに足を運んだのは、たまたまうちの
近くにあったこの料理の有名店。いつもお客サンがいっぱいで小姐の
服装が鮮やかでかわいかったので何料理なんだろうと思っていたのですが・・・。頼んですぐ出てきたのがその名物料理の羊の脊髄。
もっとおどろおどろしいのを想像していたらなんてことはない、
ただの羊のぶつぎり骨肉の煮込みって感じの料理。なんだ・・・と思ってかぶりついたのだけれど骨にはあんまりお肉がついてません。
一緒に行ったのは、太極拳の老師。すると老師は、ちがうちがう!といってまず真ん中から骨をパキンと折りました。するとすると中から真っ白な白子のようなものが出てきました。それをたべろ、それを!と
言われ、食べてみるととろっとして白子にそっくり!脊髄ってもっと脂っこいかと思ってましたが意外にあっさりしててしかもおいしい。
パキンとするとつるっとでてくるところが楽しくてお箸も使わず手掴みでした。
      羊の脊髄→
←一緒に頼んだのは、冬の名物料理、酸菜粉絲(スワンツアイフェンスー)。酸菜と春雨の炒め物。ピリッと辛くてごはんのおかずにぴったり!
↑ズーラン羊肉
ズーランという香辛料をカラッと揚げた羊肉にあえたもの。
←香椿豆(シアンチュンドウ)
これはゆでた大豆に香椿(シアンチュン)という野草の葉っぱをあえたもの。本当は春の採れたてを食べるのが一番おいしい。
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