子供の頃、兄とやったコックリさんで、未来のソウルメイトの名は”デイモンブラッドリー”とでたフェイス(マリサトメイ)は、ずーーっとそれを信じて大人になる。だけどずっとその名の人に会うことなく、医者の恋人と結婚する事になるのだが、結婚式の直前、フィアンセあてにかかってきた電話が、デイモンブラッドリーだったから、さ〜大変。空港にいるといっていた彼の後を追って空港へいき、一足違いでベニスへ旅立ってしまっていた彼の後を追って、とにかくこの奇跡を自分の目で確かめたいと、そのままベニスへいってしまう。

この映画で私は一気にマリサトメイのファンになりました!!かすれたような甘ったるい声がとってもセクシーで、くりっとした目がすっごくキュート♪

ベニスからローマへと行く先行く先一足違いでデイモンブラッドリーにあうことができないフェイス。彼女がローマで着ていた真っ赤なドレスは、とってもセクシーで素敵だったア。
あとちょっとでデイモンブラッドリーに会えるところで彼を見失うフェイスは、夢中だったので石畳にはさんでしまった靴を脱ぎ捨ててしまうんだけれど、その彼女に一目ぼれしてしまうピーターが、彼女をおいかけるために嘘をつく・・・。

目の前にいるあなたは本物?とかいって、相手をつねるフェイスのしぐさがなんともいえずかわいい。
出会いを詩にたとえた時、ふたりの思っていた詩が同じ詩で、ますます酔っていく二人。そういう出会った相手と過去読んでいたもの、興味を抱いていたものが同じというのは、最高に気分をもりあげますよね。
ローマの休日にでてくる場所を訪れて、手を重ね合わすシーンは二人の心が重なったみたいで美しい。

しかし彼の告白で猛烈に怒ったフェイス。出て行こうとする時、おこってドアを開けようとするんだけれど、興奮しててドアがあかない。その時怒りながらも、困ったような甘えるようななんともいえない表情で
”オ〜プン”という彼女のかわいさは、とても言葉で表現できない。あれをみた世の男性人はきっとクラクラきてしまうんじゃないかと思うんですけど・・・笑。ピーターが嘘をついた理由が”君を愛しちゃったから”っていうのが、なんだかとっても素朴で可愛らしいのだ。

ローマでの赤いドレスも素敵だったけれど、真っ白い輝くようなドレスでディナーにかけつけるフェイスはあまりに美しくて妖精のよう。でも普通じゃ絶対に着こなせないなあ、あんなドレス。
運命の相手をずっと探していたフェイス。この”運命”がテーマになっているわけだけれど、”運命は星の上にかいてある”と、いったおじいさんの言葉が印象的。

最後アメリカに帰ろうとする彼女とピーターがまた空港で出会うシーンでは、空港アナウンスが効果的に使われている。そして本物のデイモンの顔をみた瞬間のフェイスのがっかりした顔と、ピーターのにんまりした顔が対照的で笑える。ま、比較されるそのデイモン役の人はかわいそうだけれど・・・。ピーターが、本物デイモンに向かっていう

”彼女には名前だけが重要なんだ。僕は彼女をいくら愛していても、名前がデイモンじゃないからだめ。君は本当にラッキーだ”

という決めセリフは、心に残りますね。やっと“名前じゃなくて大切なのは自分の気持ち”と、ピーターを愛してる事に気づく彼女だけれど、はたして二人は・・・・。
最後の え、そんな・・っていう展開は、やっぱり場所がイタリアだからでしょうか?笑
陽気で明るいわ〜。
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