26 SEP 2006
起士林
←1901年、ドイツの元宮廷コックであったWilliam Kiesslingが天津で創業したのが起士林( Kiesslingの意)西餐庁。100年以上の歴史を持つ起士林は、北京店を98年に開業。1901年当時は超高級なお店だったそうですが、現在は一流レストラン並みのおいしさとまではいかず、でも値段とともに親しみやすく、中国の人にとっても懐かしさを感じる西洋料理なのではないでしょうか。見事に中国の人しかいませんが、お客さんはひっきりなし。

店内もレトロチック。きのせいか年配の品のいいお客さんがおおいような・・・。  →
←こちらはポテトサラダ。中国で昔から使われてるマヨネーズをつかってるらしく、どちらかというと、あまりおいしいとは思えない・・。笑

こちらはボルシチ。酸味が非常にきいてるボルシチです。       →
←こちらは名物料理、壷煮込み牛肉!ほとんどの人が頼んでます。牛肉がこれでもかというほどいっぱい入っててと〜っても柔らかい♪酸味もほどよくとにかく大ヒットのおいしさ。上はパイ生地かと思いきや、卵黄と小麦粉で作られたパン生地。

でも濃厚なスープにはこのもっちりとした重いパンの食感があいますねえ。中身はこんな感じ。    →
←お店の名前をいれたお皿。

こちらはここの名物であり伝統的なデザート
”【女乃】油栗子粉”。栗を粉状にしたものの上に酸味のあるバタークリームをかけてあるんですが、今時バタークリームなんてお目にかかれないので妙に懐かしさを感じる味。    →
そして表現しようのない不思議な味。留学時代を思い出す・・というか日本では食べたことのない味なので例えようがないのです。 

でもすべてにおいて非常にレトロな中国を感じさせてくれるお店でした♪
北京市東城区南河沿大街華龍食品街
中二楼206室
пF010−6559−7735
お手洗チェック:★★★
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