鼓楼の太鼓
←北京の中心に位置する故宮からまっすぐ北上した延長線上にあるのが、ここ鼓楼。元代1272年に創建され、明代1420年に再建されたそう。後にそびえる鐘楼とともに、当時の北京の時を告げる大事な役割を担っていた場所です。
朝5時と夜7時の1日2回、鐘と太鼓を108回鳴らし、その音は北京城に鳴り響いて遠く離れた北京城外まで聞こえたのだとか。

入口でチケットを買い、その後、この恐ろしいくらいの急な階段をのぼっていくことになります。これ、シャレにならないほど急で、つかまっていかないと登るのも降りるのも無理です。ほぼ直角に近い!!→
←こちらが、鼓楼の真後ろにある鐘楼。
明代1420年に創建。1474年に再建されたそう。

こちらは、鼓楼の上から街並みを眺めた様子。この辺りは保護地区になってるので、高い建物はほとんどなく、古くからある北京の民家の姿を上からみることができます。         →
←最近の観光の目玉としてはじめた太鼓の実演。30分毎に1回披露してくれますが、あの階段を登って上までいかないといけません(笑)。
演奏時間は短いですが、おなかに響く太鼓の音と、目の前に広がる北京の懐かしくなるような街並みは、当時の様子を想像させ感慨深いです。

展望台のようにぐるりと一周できます。この眺望の素晴らしさは一見の価値あり!!→
←こちらは、後に復元された太鼓。

そしてこちらが、1900年八カ国連合軍が北京に攻め入った時、日本軍によって切り裂かれたといわれている当時の太鼓。うーーーむ。           →
北京市東城区地安門大街北

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