可園
←こちら帽兒胡同9号の四合院は、”可園”といわれる大邸宅の跡。

もともと、清の時代の大学士
(執行宰相)である、文Uという方のお屋敷だったそうです。 →
←こちらは帽兒胡同11号の四合院の様子。9号11号どちらも可園の屋敷跡であるそう。

どちらの建物も国の文物指定で、一般は立ち入り禁止。残念!!                 →
敷地面積3000uというとてつもない広さをもったお屋敷で、中国の蘇州にある拙政園という非常に美しくて有名な庭園を真似て、つくったといわれるお屋敷だったのだそう。

園林のように木が生い茂り、池、築山、花園、石山等々があり、前園、後園と雰囲気の違う庭園にするこだわりようで、工夫と変化にとび贅沢を極めた庭園。その美しさは、蘇州の美しい絵画をみているようだったそうです。また1949年後、一時期朝鮮大使館にもなっていたことがあるそう。
一目でいいから、中をのぞかせてもらいたいものです・・・。
北京市東城区帽兒胡同9号 11号
←こちらは、同じ通りにある、他の家並みの様子。

昔からお屋敷が多く存在した通りであったため、立派な家々が建ち並び、いまでもここだけゆったりした時間が流れている感じです。   →
←どの家にもそれぞれの歴史がつまっているようで、どっしりとした趣のある屋敷が続きます。
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